新事業 APART GALLERY & LIBRARY

福永です。
新事業なんていうと、すごく仰々しいですが、僕らのライフワークの中に新しい活動が加わると言った方が、真意は近いかもしれません。最近、考えていることも含め、自分の想いも書いてみようと思います。

実は6月末から構想を練り、ギャラリー&図書館を作っております。(8月1日~リノベーション中で8月25日完工予定)

これはお客様から依頼されたリノベーション物件ではなく、私たちが企画・運営するために作っています。


弊社青山物産+リノベーション会社2社(エムデザイン・空間社)+写真家(中村風詩人)で世田谷区の用賀にビルを借りました。

住所:世田谷区瀬田4-29-11 833ビル
このような場を作っている経緯としては、不動産やリノベーションだけでは固く、アートだけだと敷居が高い。でも、これらのコンテンツは共通する部分が多いし、全ての物事は最終的に通ずるはずです。

それであれば、人やコンテンツ自体を融合させて様々な人が集える発信型オープンスペースを作ろうと考えたのです。関わった人に喜んでもらいたい、これからもっと色んな人と関わって世の中を知りたい、そんな思いです。

青山にオフィスはありますが、人がオフィスに来るというのと、オープンスペースに来るというのでは気持ちも敷居も違います。オープンスペースが人の心もオープンにするのです。

ただ、開かれたサロンを作るというのは本当に難しいことだというのはよくわかっていますが、これからの大きな課題の一つとして自分のテーマになるような気もしており、成長や人生を豊かにするものだと思っております。

また、アート作品も人が理解できない(楽しめない)なら、その人にとってはただのモノであり、印象に残りません。当然、技術的な部分や、一部の人にしか理解できない世界もあって、もっと深いところで共鳴し合っている部分もあるのでしょうが、それはその世界。

でも、そこに人との繋がりがあったり、生まれたりするとモノガタリになるのではないかと、小市民的な僕のちょっとした反抗もあるわけです(笑)モノガタリなら楽しいなんて。

例えば、こんな経験ないですか?

雑誌等で知って目的意識を持って行った(ふらっと入った店ではない)店で、そこの店主と楽しく会話なんかして満足すると、生活に必要ないけど、「思い出的な意味合いも含んで、この雑貨を買おう」かなみたいな。

店主との会話がなくて、自分を受け入れてもらえなければ(心を開く時間がない)、その雑貨はただのモノであり、おそらく欲しいとは思わない筈です。ヒトというスパイスが加わることにより、モノガタリになる。命が吹き込まれるような感じ。この時間こそ、アートじゃないかと。
モノだけには出せない、上質な時間はヒトが作るしかない

この場所はアートという言葉の抽象性に対する、自分の解釈を実現する場でもあると思っております。
すみません、本当に偉そうに好きなこと書いてます。。。

もちろん作品個体の素晴らしさ、その背景から生み出されるストーリーから醸し出されるアートを否定しているわけではありませんし、そんな立場でもありません。僕自身がもっと精通していたり、生み出せたりすれば、考え方は違うでしょう。僕はあくまで素人です。

さて、それはそうと僕らはAPART GALLERY & LIBRARY(アパートギャラリー&ライブラリー)というユニットであり、レーベルとして活動していきます。

ARCHITECTure (建築)x PHOTOgraphy(写真) x
Art(アート) x RENOVATion(リノベーション) x TRAVEL(旅)
頭文字を取って「APART」です。

そしてAPARTの文字には、A part(人生の一部分:A part of your life)
Ap art(Up art:芸術を高める)の2つの思いが込められています。
そして、APARTには様々な機能があります。

ギャラリーとしては写真家を始め、様々なアーティストやクリエーターなどの展示のキュレーションをしていきます。これが一番の肝です。そこからの繋がりがAPARTを発展させていくでしょう。アーティストやクリエーターの方は作品内容により協賛金を出すこともできますので、良い作品があれば拝見させてください。または作品の買取りも検討します。

図書館としては、A/P/A/R/Tのテーマに沿った写真集や名著、雑誌のバックナンバーを、数百冊用意してありますし、今後も増やしていく予定です。

ここに来ると、アイディアが生まれ、想像力が膨らむような本を置きたいと思います。自分の子供が成長するにつれて、これらの本を読んでくれたらいいなという思いも少しだけあります(笑)

イベントスペースとして青山物産を含むAPARTメンバーがワークショップ、イベントやセミナーを行ったり、情報発信ををする場としても利用します。

地方の面白いモノ・ヒトを発掘・紹介する場としても考えております。
オフィス・打ち合わせスペース・プレスルームとしても、各社が自由に使えるように整えます。

リノベ会社が2社参加していることから、内装素材・サンプルも多数常備しております。実際に触れて感触を確かめられる、素材館としての機能を持ちます。

リノベーションや物件探し、ライフプランニングの打ち合わせスペースとしても使います。

壁一面にプロジェクターで映像を映し、音響設備も整ったミニシアターにも変身します。

2Fにはビル全体のpublic spaceがあります。ビルの人たちや出入りする人たちとのコミュニケーションスペースです。また、キッチン・業務用冷蔵庫も兼ね備えておりますので、料理もできます。※火力が結構強いので本格中華もできちゃいます(笑)

↓こんな雰囲気。

public space

public space kitchen

私たちが入居する833ビル(ハチサンサンビル)のフロアガイドです。
1F salad bowl(multiculture space)
2F laboratorian office(design office) & public space
3F APART GALLERY & LIBRARY
4F terrarium(flower designer’s atrie & stockroom)
5F HASAMI PORCELAIN showroom & office
ビルとの相乗効果も期待することろです。
様々な得意分野を持った人がいますので、何かをしようと思ったときにビルの人たちや、そのチームで、ある程度のことはできると思います。
人-知-人
人-物-人

僕らは繋がりを生み出すことに価値を見出しております。全体になんとなく与えるインパクトよりも、ひとりの人に与えるインパクトこそ小宇宙であり、それにこそ興味があります。
そこから規模が大きくなっていくのなら、なればいいですが、規模ありきで活動をするのは自分自身楽しめない。これまでの青山物産の基本スタンスとなんら変わらないのです。

APART GALLERY & LIBRARYは、9月21日にオープニングイベントを行います。APARTという器を通じて様々な方々と交流ができることを楽しみにしております。

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yuta

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shun
  • shun
  • 【保有資格】 ・宅地建物取引士 ・2級ファイナンシャル・プランニング技能士 ・相続アドバイザー 3級 ・住宅ローンアドバイザー ・損害保険募集人資格 ・甲種防火・防災管理者