3月15日に六本木のＡＸＩＳにオープンした、IMA Concept Store。ずっと気になっていたので、お花見を兼ねて、散歩してきました。

南青山の事務所から、六本木を通って飯倉片町の交差点まで、青山墓地の桜並木→高湯ラーメンでランチ→星条旗新聞社脇をから六本木の裏路地を抜け、いつものお気に入りの階段下にある一本桜を見ていこうというルート。

アートは見る前の心持も大切です。思いもうけてとよく言いますね。心の準備としては最高のルート。

この桜が、写真を見る前の心をきれいにしてくれます。年に１回、この時期しか来ないけれど、心密かに楽しみにしていた再会です。

それが、、、、再開発とかで、こんなんなっとりました。。。

あれ？ない。ない。な～～～い！！！

道間違えたかなとも思いましたが、路地の一角、間違えるはずがない。なんと、再開発で１４階建のビルが建つとか。東京の、特に繁華街の遷り変りの速さに愕然とし、同時にはかなさや脆さを感じました。

小学生の時にザリガニ捕って遊んだ檜町公園も今は見る影もなく、親父の帰りを座って待っていたでっかい切り株のオブジェも既になく。。。

思い出がどんどん削り取られることにショックが大きく、楽しみにしていたIMAも、心ここにあらずで、立ち直るのに暫く時間がかかりそうです。。。

ミスチルが「東京」で歌っていたように、東京で生きるには執着しない技術も身につけなきゃいけないのか（泣）

思い出がいっぱい詰まった景色だって　
また破壊されるから　できるだけ執着しないようにしている
それでも匂いとともに記憶している　遺伝子に刻み込まれてく
この胸に大切な場所がある

Mr.Children「東京」より一部抜粋

しかし、その景色を子どもに見せてあげられないのは辛い。
IMAでリフレッシュのはずが、YouTubeでMr.Childrenの「東京」を聞きながら、涙をこらえることになるとは。。。