北総の小江戸 伝統的伝統的建造物群保存地区 佐原の街並み
最近はなかなか遠出もできず、旅への思いが強くなっていましたので、今までの旅の写真を眺めていたら、いい写真が出てきたので紹介します。
2017年4月に行った、千葉県香取市にある佐原。江戸時代より水運業で栄えた商家の街で、徳川家康がひいた小野川沿いは、伝統的建造物群保存地区に指定されています。
「北総の小江戸」とも呼ばれ、江戸時代の街並みを感じる建物が多く、建物好き・町好きにはたまらない町です。
東北から来た荷物を、利根川を使って江戸へ運ぶ水運業で栄えた町らしく、小野川は沿いには、町屋が軒を並べます。
しだれ柳も、いい風情を醸し出しています。
平屋、総2階、洋風建築、看板建築等、江戸から昭和初期の建物が一度に見られる、街と一体となった、体験型屋外テーマパークのようです。実際に使われていて、内部も体験できるのがいいですね。
こんなに間口の広い平屋は、普段見かけることはありません。当時はどんなお店だったのでしょうか。タイルの色合いがモダンです。
門から玄関へのアプローチも魅力的。
銚子から利根川を伝い江戸へ運んだ物流の街というだけあって、かつては米が集まり、米問屋や醸造業を営んでいた店が多く、酒蔵は30軒以上もあったそうです。
こちらは、名物のあぶり餅。みたらしに山椒をまぶした、ピリッと辛みのきいた独特な味。
創業350年以上の油茂製油。昔ながらの玉絞めという製法で作ったごま油や、生絞りごま油、ごま油で作ったラー油の専門店。
いまも残る酒蔵のひとつ、創業300年以上の最上本店酒造。日本酒、焼酎、白味醂が買えます。
敷地内に残る、昔の建物も見学できます。
小江戸といえば、川越を思い浮かべる方も多いかと思いますが、『北総の小江戸』は人も車も多くなく、建物と町と歴史を、ゆっくりと味わえました。
東京から車で約1時間半から2時間で味わえる、時空も超えるショートトリップにぜひ。
文化的建築物を移築した、建築物のテーマパーク、『房総のむら』も、あわせて行くことをお勧めします。
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