UR技術研究所2 ~遮音実験編~

今年の9月にUR技術研究所に行ってきました。

集合住宅歴史研究所というのがメインで、同潤会とか再現したのを見て大興奮だったんですが、実は、居住性能館っていうのがありまして、その中で遮音実験室がありました。これが面白かったのでご紹介します。

上の写真のような感じで、全く同じフローリングを異なる下地(直床、置床、二重床、スラブ素面、安いフローリング、高いフローリング)に敷いて、スプーンを落としたり、跳ねたり、ボールを落としたりして、下階はどう感じるかという実験を行う実験室です。

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dB(デジベル)が音のレベルを表す単位です。

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最後まで案内してくれた優しい女性です。

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上階の様子をモニターで見ながら、体感します。

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四方田が跳ねる。直床でのタップダンスが、一番うるさかった。

マンションのような集合住宅では音に関してはとてもシビアな問題です。音は感じ方によって人それぞれなので、どのように聞こえているかをシェアする事が出来ると、気持よく住む事が出来ます。自分たちが出す音が気になる人、もらう音が気になる人と様々です。

たまには下階の人に、「うるさくないですか」とか聞いてみるのもいいかもしれませんね。

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四方田裕弘
  • 四方田裕弘
  • 1976年生まれ、東京生まれ東京育ちで2人の娘の父です。建物、特に近代建築が好きで、ちょっとした旅行でも近代建築を探し当て、見に行ってしまいます。

    【保有資格】CPM(米国不動産経営管理士)/(公認)不動産コンサルティングマスター/ファイナンシャルプランナー/宅地建物取引士/管理業務主任者/相続アドバイザー