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東京都指定有形民俗文化財の茅葺屋根葺き替え工事見学会

奥多摩の古里(こり)にある、熊野神社山門の茅葺葺屋根葺き替え工事見学会に参加してきました。
江戸末期から明治初期辺りに建てられたと推測されている木造2階建て茅葺の入母屋造りの山門は、小丹波熊野神社野舞台として東京都の指定有形民俗文化財です。

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※現地に飾られていた写真を少し加工したものです。

建築年は不明ですが、古文書などから、明治12年以前と推測されるそうです。

2階が舞台になっており、拝殿前の石積み階段を観客席にして歌舞伎や演劇が催されていたそうです。
私もこの神社で行われた夏祭りに参加したことがありますが、荘厳な神社の雰囲気と趣のある山門舞台、山間に流れるお囃子のリズム、子供たちのはしゃぎ声や蝉の鳴き声に、少なくなりつつある古来の日本の風景を懐かしく思いました。

その時の写真です。
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後に、山門舞台での夏祭りは私が参加した年が最後であったことを聞き、貴重な体験をさせてもらえたことを嬉しく思い、同時にもう少し写真を撮っておけばよかった~~と後悔しました。

12月の柿落しでは、是非山門舞台での演劇を復活させて欲しいです!
『より道 ちか道 散歩道』の古里鳩ノ巣特集ページです。熊野神社や、鳩ノ巣の廃村等の写真を掲載しています。

山門を支える石。束石に置いただけの、石場建ての基礎。
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境内から山門をくぐるところ。上が舞台です。

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葺く前の骨組み。
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下地の茅。
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防水に杉皮を敷くそうです。
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隣駅の鳩ノ巣の棚村にある熊野神社にも、同じように石垣を観客席にした野舞台がありますが、山門と一体になっているのは珍しいようです。
東京で、こういう風景を見つけると、なんだか嬉しくなりますね。

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